女性にとってエステやボディケアの施術を受けるのは、美容以外に癒しの効果もあるため人気ですね。施術するセラピストも職業として人気がでていますが、エステやリラクゼーションのサロンの開業には資格が必要ないため、比較的容易に開業できます。そのため乱立している地域もあり、一年後にはそれらのうちの80%が潰れるというデータもあります。潰れない人気店になるためには、コンセプトを明確にし、それに合う物件や立地条件にすることが大切です。
失敗しない開業方法を詳しく説明していきましょう。
開業するために必要なことは?
柔道整復師や按摩鍼灸師などの国家資格を持った施術者のマッサージとは異なり、リラクゼーションのサロンのセラピストになるために国家資格を保持する必要はありません。しかし、民間のスクールや施設で資格や技法を取得する人も多くいます。資格の取得がゴールとなり、開業にあたってのフォローがないというスクールも多く、開業してから多くの失敗や挫折を経験するセラピストも多いようです。開業する前にしておくべき手続きなどがありますから、詳細を調べ準備しておくとよいでしょう。
開業すると税務署に開業届を提出する必要があります。青色申告承認申請書を提出することで減税されますから、こちらも提出しておくといいですね。開業後一か月以内の提出となっていますから、提出期限を守るよう注意しましょう。
クレジット決済を行う場合はその導入手続きも必要ですね。キャッシュレス化が進み、またポイントを集めることを目的にする人も多いため、クレジット決済を望むお客様は今後も増えていくでしょう。
お客様が施術により体調が悪くなってしまったという場合に備えて、損害賠償保険への加入をする人も多いです。さらにホームページや予約システムの構築などもしておけば、スムーズに営業が行えるでしょう。セキュリティー会社や有線などに加入することも考えておくといいですね。
開業に必要な費用は?
リラクゼーションサロンを開業する場合、一般的に必要とされる費用はいくらなのか気になりますよね。
テナント物件を賃貸するのか、自宅の一室で開業するのか、それとも出張開業という選択をするのかによって総額も異なりますが、平均的には物件を取得するための費用として約60~100万円、家具やサロン用品の費用が約20~30万円、ほかに宣伝広告費や運転資金などがかかるといわれています。最も開業資金が必要なのはテナント物件を賃貸する場合ですが、家賃半年から一年分の保証金も必要となります。エステサロンとして使われていた居抜き物件を見つけられたらラッキーですが、それでも改装の費用がかかります。自宅開業や出張での施術は、そのような費用がかかりませんが、認知度を上げるために広告宣伝費がかかりやすいといえます。
お客様は非日常感を求めています。お客様にとって快適な空間になるようにと願い、また自分の理想のサロンにしたいと、こだわればこだわるほど金額がかさみますよね。内装や家具、タオルやオイルなどにおいては質も求められますから、低料金のものばかり選ぶわけにもいきません。ホームページやチラシなどもお店の雰囲気を表しますから、なかなかコスト削減が難しいところです。開業にはいくらお金があっても困らないというのが実情のようですね。
コンセプトに沿ってサロンを開業!
いざ開業となる前に、周辺のサロンを調査し、コンセプトに独自性を持たせることが必要です。多くのサロンがありますから、埋もれてしまわないようにすることが大切ですね。子連れOKのアットホームなサロンにしたいのか、高級感のある特別な空間を演出したいのか、それともこだわりのオイルを使用する癒しの空間にしたいのかなど、自分がどのようなサロンにしたいのか、どのようなサロンなら集客が見込めそうかを考え、コンセプトを明確にしましょう。
自分が行う施術がどのような年齢層をターゲットにしているのかでも、メニューやコンセプトは変わります。ブライダルエステや痩身を行い結婚前の若い女性をターゲットにするのか。リラクゼーションに重きをおいて、仕事に疲れたキャリアウーマンをターゲットにするのか。それともアンチエイジングを望む中高年の女性をターゲットにするのか。ある程度ターゲットを絞ることで、サロンやメニューの独自性が表現しやすくなります。
また、自分の強みをもとにブランディングしたり、経営理念を考えたりしておくとコンセプトが決まりやすいでしょう。そのようにしてコンセプトを決めたら、そのコンセプトに合わせて、仕事帰りに通いやすい商業地や駅前にするのか、または車で通いやすい郊外にするのかといったように立地を決めるとよいですね。
開業方法でメリットデメリットが違う?
サロンを開業するには、これまで主に3つの方法が考えられていました。
まず1つ目としてテナント物件を賃貸するという方法です。希望の立地条件で開業できたり、場所が合わなければ移ったりすることが可能だというメリットがあります。この3つの方法の中では最も広告がしやすいのもテナント物件ですね。しかし、賃料が高額になりかちというデメリットがあります。敷金や礼金、保証金の準備が必要だということもデメリットに感じる人もいるでしょう。また、テナント物件は、不特定多数の人が出入りすることを禁じられている場合があるので最初に確認が必要です。そして、テナントが入っているビルやマンションの雰囲気や周辺地域の雰囲気も、自分のお店に合うのか考えなくてはいけませんね。繁華街や治安の悪い場所は避けたいところです。
2つ目の開業方法としては、自宅の一室での開業が考えられます。敷金、礼金、賃料などの費用がかからないというメリットがありますが、集客に時間がかかります。自宅なので、家族の生活音が聞こえてきたり、ご飯のにおいがしたりして生活感が出てしまいがちというデメリットもありますね。プライバシーやセキュリティーにおいて不安という人もいますし、家族がサロンをすることに対して反対するという可能性もあります。
3つ目としてあげられるのは出張での開業です。賃料や光熱費などの費用が発生しないため開業や営業の費用はおさえられますが、移動時間のロスがあるのが難点です。地図を読むことや車の運転、電車の乗り換えなどが苦手な人にも向きませんね。施術ベッドやオイルなどを持ち運ばないといけないというのもデメリットでしょう。
レンタルサロンは開業の初期費用がかからない!
3つの開業方法のデメリットをすべて解決できるのが、「レンタルサロンで開業する」という新たな方法です。レンタルサロンは施術がある時間だけ利用できるので、初期投資や賃料などを払う必要がなく、コスパがいいと評判です。
ニーズに応えレンタルサロンも増えていますが、その中でも「LMSレンタルサロン開業」がおすすめですよ。初期費用がかからないのはもちろんですが、開業のサポートサービスが充実しているというのが魅力なのです。集客できなかった時にはベッド代を払う必要がないといったような、開業したばかりで集客に自信がない人やセラピスト未経験の人にはうれしい制度があります。ホームページ作成や集客のサポートもあり、開業後に仕事として成り立つようサポートしてもらえるというのも魅力ですね。副業として始めてみたいとか、テナント賃貸をするまでに経験を積んだり資金を貯めたりしたいという人にもぴったりです。他の利用者との出会いにより、刺激を与え合えるというのも魅力でしょう。
土日や夜でも一時間1000円からという驚きの使用料ですから、気軽に始められますね。ネットでリアルタイムに空きベッドの状況がわかるので、お客様の予約が入ればすぐにベッド予約ができ、お客様を逃すことがありません。「LMSレンタルサロン開業」ならば、失敗することなくあなたのサロン開業という夢が叶えられるでしょう。
この記事へのコメントはありません。